行間を読む  127 姫新線

母の記憶を訪ねようと思いたちましたが、昨年は、津山は乗り継ぎの関係で断念しました。

 

今回も姫新線への乗り継ぎで駅のホームに降りただけで残念ですが、いつかこの街を歩こうと地図を眺め始めた頃は、津山を流れるのは旭川だと思っていました。ちょうど旭川河口の北側に位置していますから。

ところが、よくよく見ると新幹線で岡山県に入ると渡る吉井川の方でした。

津山に一泊して、その吉井川のそばを歩く計画がありますが、また次回ということになりました。

 

姫新線を初めて知ったのが、2019年に伯備線に乗って新見を通過した時でした。

山の中に入っていく単線を走る列車が見えました。それが姫新線だと知り、姫路まで行くことに驚きました。

実際には途中の佐用駅で一度乗り換えるのですが、なぜ姫路と新見駅を結ぶ鉄道があるのか、いつか乗ってみたいと思っていました。

 

地図を見ると、高梁川のそばにある新見駅から山間部に入り、冨原駅で旭川支流沿い、中国勝山駅旭川の主流沿いに走り、美作追分駅のあたりで旭川と吉井川の分水嶺になって、そこからは県境の美作土居駅まで吉井川のいくつかの支流を越えるという、岡山平野をつくった三大河川の上流を横断しています。

 

Wikipedia姫新線の歴史を読むと、1923年(大正12年)には作備線として津山駅美作追分駅間が開業し、1936年(昭和11年)にはほぼ現在の姫新線となったようです。

 

「概要」に、「山陽地方と山陰地方を結ぶ陰陽連絡線」とあります。

2019年ごろにはじめて陰陽連絡線を知り、なぜそこに鉄道をつくり、どんな暮らしや歴史があるのか見てみたいと思っていました。

 

今回は津山ー姫路間なので、津山ー新見間はまたいつか制覇しようと思います。

 

 

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