気持ちの問題 68 お出かけの際の心構え

昨年12月中旬、まだ真っ暗で気温5度と凍てつく中、5時に家を出て品川に向かいました。

今回は6時22分発ののぞみ3号です。

 

駅では「東京、小田原間の電力設備点検のため遅れが生じる可能性」が表示されていましたが、一本前の新幹線は定刻通りでしたからじきに来るだろうと思っていましたが、なかなか来ません。結局、品川駅を13分遅れで出発しました。

 

「三河安城を定刻通りに通過しました」というアナウンスを聞かなかったのは今回が初めてで、10分遅れで通過しました。

その間に、乗務員さんが「特急〇〇に乗車予定の方はお知らせください」と各方面への特急の乗り継ぎの調整をされていました。

出かける人も増えたのか、この日も指定席はかなり埋まっていたのですが、私の乗っていた車両では少なくとも誰もあたふたする様子もなく状況を受け止めていました。

 

あの仙台で列車が遅れて、小牛田で石巻線に乗り継ぎができなくなりそうになった時に、16分遅れの列車の接続を待ってくれていたことを思い出しました。

ダイヤを微調節していくのも大変そうですし、待ってくださっていた乗客の方々もお互い様という気持ちでしょうか。

 

少しずつのぞみ3号は時間を巻きながら西へと向かい、新神戸駅で下車したときには、予定通りのひかり35号に乗車できました。

 

次の西明石駅で下車し、予定通り9時27分発のJR神戸線姫路行きに乗れそうでしたが、ここで「遅れている貨物の通過待ち」とのことで5分ぐらい遅れて乗車しました。

いやはや、今日は列車の遅れによく遭遇する日ですね。

この日は、お昼頃まであまり時間を気にしないで済む計画だったのでよかったと思いました。

 

いつものように数分で特急に乗り継ぎとか、バスに飛び乗るとかギリギリの予定にしていたら焦って駅員さんに詰め寄ってしまったかもしれませんね。

 

ここ数年ぐらいでしょうか、悪天候が予想されるときなど前日に運休が決められるようになり、安全のためにはためらわず遅れても点検したり運休にしてくださることは大事ですね。

 

鉄道やバスを頻繁に利用するようになって、これだけの本数と乗客を安全に輸送するための状況がいろいろと見えるようになりました。

 

不測の事態では無理なスケジュールを強行せず、引き返すことも常に頭に入れて臨機応変にできるようにしようと改めて思いました。

おかげさまで、今回の遠出のこの初日だけで、あとはすべて分刻みの計画を定刻通りの運行のおかげで完遂できたのでした。

 

 

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