水のあれこれ 223  三沢川と鶴見川の支流の分水嶺 

昨年12月中旬の2泊3日の散歩の記録が2か月遅れでようやく先日終わりました。

年末年始はプールも休場しますし、泳げないとなると無性に泳ぎたくなります。年が明けたら久しぶりに50mプールに行こうと思って地図を眺めていたときに、散歩の計画もできました。

 

小田急多摩線の終点、唐木田駅の近くに多摩市立の50m温水プールがあるようです。

小田急線は1960年代、子どもの頃から乗っている路線で、いつの頃か多摩線も目にするようになったのですが、そういえばまだ一度も乗ったことがありません。

 

地図を眺めていると、谷戸の上に街がつくられていったことが読めるようです。

 

どんな駅があるのだろう、その周囲はどんな街なのだろうと想像しながら路線に沿ってみていくと、黒川駅のそばにその名も黒川という小さな川が流れています。

辿っていくと、西から北東へと流れ、その後三沢川と合流して二ヶ領用水と交差して、上河原堰の下流で多摩川へと流れ込んでいました。

 

その隣の栗平駅までは川や水路はなく、栗平駅の南西200mほどのところにあるお寺の横から水路が描かれ、辿ると柿生駅の西側で新百合ヶ丘の方向から流れてきた川と合流し、そのあともいくつかの支流と合流しながら鶴見川になって東京湾へと流れるようです。

 

黒川駅と栗平駅の間は、多摩川鶴見川の支流の分水嶺のようです。

多摩線はまさに谷戸谷戸を結んで、この辺りの小高い場所を通っているに違いありません。

 

小田急線の車窓からいつもみている柿生駅付近のコンクリート張りの都市河川ですが、その上流がどんな場所なのか歩いてみたくなり、12月下旬に出かけてみました。

 

 

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