1月の雪の日に、久しぶりに長水路プールで泳いで以来はまっています。
都内の50mプールというと以前は辰巳と砧と代々木ぐらいしか思いつかなかったのに、検索してみるとけっこうあちこちに増えていました。
50mプールだと、区や市町村での設立でも「区内在住、在勤・在学の人のためのプールです」という限定もなさそうで、誰でも自由に泳げるところがほとんどのようです。
いくつかの長水路プールに、散歩がてら行ってみました。
短水路プール(25m)だと1レーンに数人ぐらいいるとすぐに渋滞してしまったり、連続で泳げるコースがなくなって、不完全燃焼のまま帰宅することもしばしばです。
ところが長水路だと、泳速別のレーンで相対的に速いか、絶対的に速いか自分の泳力を見極められる人が多いので流れもスムーズですし、連続で泳ぎ続けることが前提になっています。
そして、静かだから今日は人が少ないのかなと思うと結構な人が黙々と泳いでいて、水音だけが響いている、あの90年代ごろのプールの雰囲気ですね。
どの施設も、最近できたプールは更衣室も快適で、シャンプー・石鹸の使用も当然のように可になっています。
水泳の前後には汗や化粧品、塩素分をしっかり流すことが、ようやく当たり前になった時代の変化も感じました。
ただデザインがスタイリッシュすぎるとでもいうのか、ふだんはこういう静寂を感じる質素な空間の方がおしゃれで好きなのですが、表示が少ないことが多いので更衣室からプールへ行くだけで道に迷いそうになることがしばしばあります。
いくつか試したプールで、自分に「水があったプール」が見つかりました。
何回か通ううちに、水深のある50mプールで泳ぐ感覚がつかめるようになりました。
いつかあの辰巳国際プールがなくなる前に、一度泳いでみたいなと思っています。
聖地のようで、ちょっと緊張しますからね。
「10年ひとむかし」まとめはこちら。