今年は9月のまだ暑い時期にふと金木犀が香り出して、2~3日で終わってしまいました。
こんなに暑い時期に金木犀が咲くのか、暑いから香る期間が短いのかなと自分なりの観察からの考察(思いつき)をしていたら、10月に入って空気がひんやりとした時にまた香り始めました。
ちなみにブログでも金木犀の開花について記録した記事があります。
2019年に伊豆下田に行った時にふと香ってきたのですが、カレンダーで確認すると9月19日でした。
昨年は10月1日に「今年初めての金木犀の香り」を感じたことを書きました。
子どもの頃から、秋の澄み切った朝の空気に変わる頃からこの金木犀の香りは馴染み深いものですが、1ヶ月ほどおいて2度感じたのは初めてです。
その木だけの狂い咲きのようなものかと思っていたのですが、検索してみたら10月3日に「金木犀(キンモクセイ)、関東を中心に再び香る」というニュースを見つけました。
今日3日(日)も全国的に青空か広がっています。気温は高いものの、空気は比較的カラッとしており、夏とは違う秋の暑さとなっています。
また、関東を中心に、街角の金木犀(キンモクセイ)の香りに秋を感じている方も多いようです。
関東を中心に金木犀の香り
今年は全体的に植物の開花報告が早く、9月11日には関東で金木犀の香りを感じていました。
その後、いったん金木犀の香りは感じられなくなりましたが、台風一過の週末となった10月2日(土)〜3日(日)にかけて、関東を中心に再び金木犀の香りを感じている方が増えています。
金木犀は2度香る
金木犀はモクセイ科の常緑小高木の一種で、元々は中国から渡来した花です。その甘い芳香は秋の風物詩になっています。
金木犀の開花時期は9月中旬〜10月下旬と言われますが、気温の影響を受け、気温が高いほど開花時期は遅くなると言われています。
また、9月に一旦花が咲き終えた後、10月に新しい花が開花して下旬まで楽しむことができる2度咲きする樹もあります。
開花期間は短く1週間ほどなので、お出かけ祭には香りも意識してみてはいかがでしょうか。
(ウエザーニュース)
「2度咲き」するとは初めて知りました。
また「2度咲きする樹もあります」ということなので、個体によって差があるのですね。
今年の夏は雨や曇り続きで、9月1日は20度前半まで気温が下がったので、そういう影響もあったのでしょうか。
短い夏なのかなと夏好きの私は淋しく感じていたのですが、そこから気温がまた上昇して10月中旬までノースリーブだったという、暑がりの私でも今までの人生でももっとも長く暑さが続いた年のように感じました。
そしていつもなら冬物を着ている人が多くなる時期ですが、今年は10月半ばまで半袖の人が結構いました。
すわ温暖化かと思ったのですが、植物もヒトも、ちょっとした季節のゆらぎという感じだったのでしょうか。
「観察する」まとめはこちら。