10年ひとむかし 59 受動喫煙という意識が定着した

4月1日から始まる競泳の第96回日本選手権のチケットが、2月下旬から発売されています。

そして今年はいよいよアクアテイックセンターに会場が変わります。新しいプールと観客席が楽しみな反面、2004年から通い続けた辰巳国際水泳場ではなくなってしまうことが、とてもさびしい思いもあります。

 

同じ4月1日からはいよいよ、東京都受動喫煙防止条例が全面的に施行されるようです。

さきがけて昨年9月からは段階的に飲食店での喫煙・禁煙の表示に義務付けが行われたことで、私が時々行く中華料理屋さんのテーブルからも灰皿がなくなりました。

 

ブログを読み返すと、辰巳国際水泳場内や会場までの道での受動喫煙について書いたのが2014年ですが、2018年には喫煙場がそれまでのプール入り口のそばから変更になったおかげで、観戦中の臭いがなくなりました。

また、2017年の時点ではまだおいしそうとドアを開けたとたんに引き返すお店もまだまだありましたが、そういえば最近はそんなことは気にしなくても良くなりました。

 

ただ、あちこちの散歩で「よし、この店だ」と入って注文してからたばこの煙が流れてくることがあって、「しまった。あれは都内の条例だった」ということもままあります。

 

それでも受動喫煙という意識が広がってきたこの10年は、あの1980年代ごろまでの分煙という言葉もない時代から考えればたばこと人の関係が驚異的に変化する時代だったと言えるのではないかと思い返しています。

 

たばこを吸う人も吸わない人も、それぞれが気持ちに折り合いをつけながら変化するには、時間が必要なのかもしれませんね。

 

 

 

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