夜勤もある不規則な勤務なので、友人とは年に2~3回、奇跡的にスケジュールが会うとエスニック料理を食べたり、ギネスビールを飲みにアイリッシュパブに出かけていました。
今年も3月ごろに「奇跡の再会」が実現しそうだったのですが、誰からともなく「やっぱり危なさそうだからやめておこう」ということになりました。
まだ、新型コロナウイルスの感染経路などよくわからず、都内でも陽性者が少し出始めていたぐらいの時期でした。
でもなんとなく「ワイワイと喋って混み合っている店は危険そう」と、限られた情報から判断しました。
それからほどなくスタッフの休憩室での感染を聞いて、久しぶりの再会を中止したのは適切な判断だったとヒヤリとしました。
少しずつこの感染症との付き合い方が見えてきて、遠出の散歩を再開してからも、飲食店を利用する時にはほとんど他の客がいない時間帯とか、喋らずに食べているような客の多い店を選んでいます。
喋る時に唾が飛ぶのを防ぐという、お金もかからず難しくない対策で対応できそうなはずなのに、なんだかどんどんと複雑になり、これまで頑張ってこられた地元の飲食店が窮地にたっていったり閉店されるのを見るとつらいですね。
「大勢でワイワイ飲んだり騒いだりしたい」という人が、そんなに世の中多いのでしょうか。
喋らずに食べるというのは、そんなに難しいことでしょうか。
「おひとりさま専用」「店内では会話厳禁」というお店があったら、外食したいという人もそれなりに需要があるのではないかと思うのですけれど。
そういうお店なら、時間短縮する必要もないのではないかと思います。
たまに外食したいなあと思っても、店内から賑やかに話し声が聞こえると、ビビって入るのをやめています。
こんな状況でも、店内で大きな声で喋らずにいられない人もいるのですね。
喋らなければだいぶリスクは減るでしょうから、発想を変えて、喋らないことを売りにしたお店なんてどうでしょう。
なんだか、飲食店や旅行関連の対策が、簡単なことを難しくしているように見えて仕方がないですね。
まあ、政府が国民に「喋るな」なんて指示はできないですから、自主的にそういう流れにしていくことが難しいのでしょうね。
「簡単なことを難しくしているのではないか」まとめはこちら。