散歩の時に、その地域の商店街とか市場のような場所があればふらりと立ち寄ります。
それぞれの地域の生活を少し垣間見ることができる場所で、思い起こせば私が20代の頃から好きでした。
あまり人が多い場所は基本的には好きではなく、人もいないひっそりとした場所を散歩することが多いのですが、市場とか商店街は別です。
私の近所の商店街も頑張っているのですが、ついつい忙しい毎日では離れたそれぞれのお店に行く時間が惜しくてスーパーで買い物をするので、おそらくその反動で、散歩の時には小さなお店の店頭を見て歩きたくなるのかもしれません。
さらに、お店の前で調理したものを売っていると、引き寄せられるように近づいてしまいます。
*魚屋さんの魚料理*
二十数年ほど前に働いた病院の近くで、商店街から離れたところにポツンと魚屋さんがありました。
自転車通勤だったので、時々少し遠回りをしてそのお店に立ち寄ることがありました。
煮魚とか焼き魚とか日替わりで、そのお店で調理したものが夕方になると並べられていて、疲れた時の夕食に重宝していました。
少々割高になるのですが、家に帰ってご飯を作る気力もない時には本当にありがたいものでした。
その記憶があるので、今でもふらりと立ち寄った商店街の魚屋さんの店先に煮魚や焼き魚があると近づいてしまいます。
魚屋さんの魚料理、美味しいですからね。
最近では近所のスーパーの惣菜コーナーでも、鮮魚部門の方が直接料理している魚料理が少しづつ増えて助かっています。
また、3年前に比べても魚のレトルト製品が格段に増えて、あの魚屋さんで買ったような美味しいものが手軽に買えるようになりました。
たくさん採れた時に加工して、無主物だった魚を計画的に食べるようになりつつあるのでしょうか。
「食べるということ」まとめはこちら。