散歩の記録が5ヶ月遅れになり、ようやく5月分が終わりました。
6月は遠出はせず、6月に入ってすぐにこの散歩とネジバナを探しに東御苑を訪ねただけでした。
記録を読み返すと、まだ30度になる日は少なかったので暑さのために出かけなかったのではなく、仕事がとても忙しく、またスタッフも相次いで体調を崩して急な勤務交代もあったようです。
そうそう、この頃に外来でも妊婦さんの新型コロナ感染や子どもからの感染症の連絡が増え始めました。外出は慎重にしたほうがよさそうです。
世の中では終わったかのような雰囲気ですが、軽症化したとはいえ何が起こるのか見えない波が来始めたことを実感し、しかもいくつもの感染症が重なる複雑な波を越えていく、未曾有の感染症が収束するまでの変化を肌で感じるのが医療現場ですね。
*2017年のやり残した宿題の地を訪ねる*
2017年ごろは遠出ではなく、都内の主な河川を訪ね歩いていました。
仙川を水源まで地図でたどってみると、途中から「角、角」と直角に曲がる水路が描かれています。それが気になり2017年12月30日、暮れも押し詰まった日に新川から成城学園まで仙川沿いに歩いたのでした。
カクカクと曲がる水色の線は排水路のようで、水が流れていませんでした。
ではあの仙川の水はどこから出てくるのだろうと不思議に思ったら、人見街道を渡ったあたりから轟々と水がわき上がり、それまでの武蔵野台地の上の平坦な地形から両岸は小高い場所になったり平地になったり、武蔵野の林や畑の面影の残る起伏のある場所が続いていました。
蛇行しながら流れ、小田急線そして東名高速道路を越えたところで野川へ合流し、二子玉川で多摩川に合流して東京湾へと流れます。
なんだかその仙川沿いの風景のダイナミックな変化も、私の川沿いを歩きたい動機のひとつになったのかもしれません。
その後、何回かに分けて仙川を歩きました。
だいぶ仙川流域の風景を見ることができましたが、その中でやり残したのが丸池公園です。
地図では池が描かれているので湧水がありそうですし、新川から歩いた時に鬱蒼とした森があって立ち寄ってみたいと思いながら先を急いだのでした。
6月初旬、日が長くなったのでゆっくり午後から出かけてもまだ十分時間がありそうです。
どんなコースで歩こうかと考えたのですが、以前、井の頭線三鷹台駅からスタートして玉川上水を越えて牟礼の里公園を訪ね、井の頭公園通りを井の頭公園まで歩いたことがあります。
散歩の記録に残していなかったようで、カレンダーを取り出してみましたが2022年ごろだったでしょうか。
この時に、牟礼の里公園から南側をいつかまた歩いてみたいと思っていました。
1990年代前半に東八道路が途中までできかかっていた頃、このあたりはひっそりとした場所だった記憶があります。
ほんの四半世紀前は都内にもたくさん森や畑が残っていたのに、あっという間に高額なローンを抱えないと、あるいは高額な家賃を払わないと住めない「瀟洒な住宅地」へと変貌しました。
スタートは三鷹台駅にして東八道路沿いを歩き、丸池公園まで歩いてみよう。
仙川左岸の風景はどんな変遷があったのでしょう。
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