散歩をする 343 都立大学駅から大岡山駅まで水を辿る

1ヶ月半ほど前の9月下旬、都内の感染者数は300人台になりました。あと1週間ほどで緊急事態宣言が解除になります。たしかに8月13日の5908人に比べると激減しているのですが、リバウンドは大丈夫だろうかと心配していました。

同じ頃、埼玉のとある保健センターの職員は2日間で2時間の睡眠しかとれていないというニュースがありました。重症者数や療養者数は累積されていきますから、保健センターの方々は通常業務に加えて、どれだけの仕事と責任を負っているのでしょう。

 

雨が多くて涼しかった9月初旬でしたが、まだまだ暑い日が戻ってきました。

 

都内の氷川神社はおおかた訪ねたような気がしていましたが、東急東横線都立大学駅の近くに新たに見つけました。

 

駅の南側に暗渠を利用した遊歩道が車窓から見えるのですが、辿っていくと、世田谷区の深沢から駒沢給水塔がある桜新町へと続いています。あの等々力渓谷を流れる谷沢川が用賀のあたりから始まっているように、国分寺崖線はやはり水が豊富な場所だったのでしょうか。

 

下流へと辿ると、東急大井町線大岡山駅の西側にある東京工業大学のキャンパス内まで暗渠で遊歩道になり、その後、開渠の呑川になって東京湾へと流れ込んでいます。

 

その遊歩道のそばに、氷川神社がありました。

そこを訪ねてから、遊歩道沿いに大岡山方面まで歩くコースを考えて地図を眺めていたら、遊歩道よりもっと東側の環七近くに「清水窪」という小さな水色の場所を見つけました。

環七はまっすぐに通っていてもその周辺の小さな道路は曲がった網の目のようで、きっと清水窪からぐんと上って大岡山駅に向かうのだろうと、その複雑な地形が目に浮かぶようです。

 

 

都立大学駅から大岡山駅まで水の流れをたどってみよう、そのそばにある神社も訪ねてみようというコースが決まりました。

このあたり東横線や大井町線沿線も10代から20代の頃にはよく歩いた場所がありますが、駅の周辺ぐらいでした。

 

どんな風景があるのでしょうか。

都内でもまだまだ知らない場所だらけだと思いながら、出かけて見ました。

 

 

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