散歩をする 380 「駿馬の如き河」の地を歩く

昨年12月半ばに播磨国を訪ねてからじきにまた遠出はできなくなりそうな予感で、そうなるとますます出かけたくなる思いが募ります。そんな時には高輪ゲートウェイで新幹線を眺めていました。

 

2月中旬になり、検査が追いつかなくなったのかそれとも高止まりなのか都内の感染者数が1万から1万数千人のあたりを行ったり来たりしていましたが、次の計画を実行することにしました。

 

昨年11月に訪ねた駿河国ですが、その名の由来の「駿馬の如き」は黄瀬川だった可能性もあると知りました。前回は右岸側を歩きましたが、今回は左岸側をも歩いてその流れを見たい、そして以前から訪ねてみたいと思っていた場所も行ってみようと思いました。

 

大好きな水の豊かな三島の風景ですが、まだまだ知らない水の歴史がありそうです。

 

ということで、2月中旬、2ヶ月ぶりの新幹線に乗って出かけました。

日の入りはだいぶ延びたのですが日の出はまだゆっくりの季節で、まだ薄暗い時間に家を出ると西の空に満月が輝いていました。

品川駅に到着すると、ホームは人が少なく静かです。屋根がまだピカピカの新車のような新幹線が、目の前を通り過ぎて行きました。

7時34分発のこだまに乗りましたが、大雪のため名古屋・新大阪間は50分遅れのアナウンスがありました。2年前は関ヶ原に雪がなかったのに、今年は米原のあたりまで大雪でした。

 

真っ青な冬晴れの車窓の風景が続き、真っ白になった富士山が見えてきて8時17分に三島駅に到着しました。

 

駅前の地図には眺めているだけでワクワクするような水色の線がたくさん描かれていますが、そこを訪ねるのは明日で、今日はまずバスに乗って裾野駅に向かいました。

 

 

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