お昼にしっかりとご飯を食べたらお腹があまり空かなかったので、2日目の夕飯は軽くコンビニのお惣菜ですますことにしました。
なんと「徳島のれんこん入りつくね」がありました。ほんの少し前に見た蓮田の農作業の様子を思い浮かべながらいただきました。
全国どこでも安定の味がコンビニのご飯の良さですが、こういうご当地ものが増えたのも楽しいですね。
テレビをつけると「徳島は春にんじんが全国一」と伝えていました。
午前中に第十堰に行く途中で、バスの車窓からビニールハウスの中に柔らかいにんじんの葉っぱが見えていたことを思い出しました。
ここ数年であちこちを訪ねたので、最近では野菜の産地を見てはその地域の田畑がある風景を思い出せることが増えました。先日は新鮮なカブに「野辺地産」とあって、野辺地駅周辺を思い出しました。
これからは徳島も思い出すことができますね。
ほんと、遠出の後の醍醐味です。
*案外と少ない書籍*
それにしても1日目の那賀川、そして2日目の吉野川と旧吉野川と、徳島の川の存在を大きく感じる散歩でした。
こんなに川とともに歴史があるような地域ですから、吉野川や那賀川について書かれた本があるかもしれないと期待しました。
水神社の近くのショッピングセンターと徳島駅前の大型書店に行ってみましたが、見つけられませんでした。
遠出をするきっかけになったのは2018年に倉敷を久しぶりに歩いた時でしたが、帰りに新幹線を待つ間にふらりと立ち寄った岡山駅近くの書店でその地域の地形や災害について書かれた本を見つけました。
その書店は書棚の一列ほどが岡山に関する本が集められていて、最近では必ず立ち寄っています。
遠出をした時にはその地域について書かれた本がないか書店や観光案内所などに立ち寄ってみるのですが、扱っているところはほとんどないようです。採算が取れにくい内容でしょうし、地元では需要がないのでしょうか。
観光スポットとか名勝史跡を集めた本ではなく、生活やその地域の地理やさまざまな歴史が伝わるような本を探しているのですが、なかなかないものです。
「暮らし」というよりは「生活」を記録した本とでもいうのでしょうか。
何をどう記録すれば生活の記録になるのか、私自身もうまく言えないのですが。
もしかしたら本にはなりにくい記録、それが生活の実態なのかもしれませんね。
「生活のあれこれ」まとめはこちら。