生活のあれこれ 1 生活とは何か

新しいタイトルを思いつきました。

 

9年前にブログを始めた頃から「生活」と言う言葉は気になっていたのですが、しだいに「こんなことを書いてみたい」と思っていたのだと言うことがおぼろげながら見えてきました。

 

「生活」と言う言葉はそれこそ日常生活で当たり前のように使っているけれど、そもそも「生活」とは何か、沼へ落ち込むようにわからない言葉になってきました。

「生活という言葉がわからないこと」が見えてきた感じです。

 

ブログを始めて10ヶ月ほど過ぎた頃、「看護の本質」というタグをつくってみますという大胆な記事を書きました。

その後、ブログのタグを整理したのでなくしましたが、いやはや、あの頃は自分の経験を言語化することにちょっと気負っていました。

 

そのうちにケアとは何か、看護とは何か、看護とは「基本的欲求に対する援助」という学生時代に最初に学んだことに戻ってきました。

 

そして看護の仕事は「日常生活を整える」あたりかな、と。

ただ「〇〇を整える」という表現は、ちょっと違う方向へ行きそうなので要注意ですけれど。

 

そのうち、動物園や水族園、あるいは植物園に行くようになり、生活史という言葉を知りました。

その生物の生活史はただひたすら観察するという原始的な方法で観察され、そしてそのものの持つ特性を変えずに記録されていることがつながりました。

 

ヒトの看護は、このヒトの生活史という視点がないままだから、思いつきや個人的な体験談が跋扈するのだと思いました。

そして看護だけでなく、経済もまたヒトの生活史を基本にしていないから、思いつきや信念が繰り返されるのかもしれない。

 

そして、一人一人が試行錯誤しながら「生活」を築き上げているのに、その実態を知らないから政治も迷走するのかもしれない。

 

 

では、生活とは何だろう。

またそこにぐるぐると戻って、深淵の中へと引きずり込まれそうになります。

でもそれが、社会の現象を知るときに、さまざまな葛藤の原因にもなっているのだと漠然と思うようになりました。

 

 

「生活」とは何か、たぶんまた不定期に描きそうなテーマです。

 

 

「生活のあれこれ」のまとめをこちらに作ります。

<2021年>

2.   他の人の生活を知らない

3.   ごみの捨て方をどのように習慣にしているのだろう

4.   青森の天気予報

<2022年>

5.   さまざまな生活史

6.   岳南鉄道に乗って工場と湧水巡り

7. 大瀬戸と小瀬戸

8. その地域の生活を知る

9. 「暮らし(くらし)」と「生活」の葛藤

10. 大分の天気予報

11. 「孤独のグルメ」10年ひとむかし

12. 周濠の水が水田を潤し、その先に平城宮跡が広がる

13. 生活が成り立たない国でも守ろうとするのが国民

<2023年>

14. 木簡の魅力

15. 生活の仕様を急に変更される

16. 生活の中の色彩

17. 一世紀後の「新しい生活」

18. 当時の生活が感じられそうな地図

19. 広い奈良

20. お水取りとともにある生活「国の病気を取り除く」

21. 歩くだけで成り立つ生活圏

22. 「内閣総理大臣公邸」に住むかどうか

23. ケーブルテレビの阿波踊り

24. 昼下がりの生ビール

25. 生活の場を記録した本があるといいな

26. ため池とともに生活する

27. オーバーツーリズムや災害と観光

28. 生活をどこまで「デジタル」で表現し記憶できるか

29. 「移動の自由がある」?

30. 落ち着いた街の人混みとは違う危険な雑踏

31. 「水の歳時記」とため池管理

<2024年>

32. 熊のニュース

33. 利便性の先にある義務化や強制は怖いですね

34. 怖いのは人間

35. 死ぬまで生活は続く

36. 「なりわい」という「文学的表現」

37. 「霞堤」や放水路のそばでの生活

38. 築いてきた生活を急に変えさせられることが増えた

39. 見かけだけを取り繕ったものに生活が影響される

40. 言い得て妙「トナラー」

41. ごみについてのまとめ

42. だまし合うような社会になった

43. 同じ時代だったはずの半世紀

44. ビジネスホテルは最強

45. 「生活の場を歩く」と「生活の場を歩かれる」

46. 「十(とお)の災い」現代版

47. 実印を勝手に使われるような生活はしたくない

48. 生活を骨抜きにする「骨太の方針」

49. 広い世界へ出て生活の失敗をつづった記録