私が利用している3ヶ所の区民プールは、だいたい水深が1.1m〜1.3mほどです。
背泳ぎでスタートする時に、少し角度を間違えるとプールの底で背中をこすってしまいそうになるのでもう少し深い方が泳ぎやすく感じます。
90年代に自転車で通っていた、都内でも数少ない50mプールのひとつは水深1.3〜1.4mぐらいで、当時はまだ必死に泳いでいた時期だったので、その水深が泳ぎやすいかどうかはあまり気にしたことがありませんでした。
今まで泳いだ中で一番深いプールは、1980年代に今の代々木体育館に残されていた東京オリンピックのプールで、1.8mはあったのではないかと思います。そのころは水の中で遊ぶ程度しか泳げなかったので、足がまったくつかない水深を怖く感じた記憶が残っています。
4月の NHKの競泳の放送で、北島康介氏の質問コーナーがありました。
その中で辰巳国際プールと世界のプールの比較の話があり、水温は辰巳が27.5度に対して世界の平均は25〜28度で外国の選手は低い方を好むような話をしていました。
2014年にオーストラリアで行なわれたパンパシは、外気温19度で屋外プールの大会を続行したことに驚きましたが、水温に対する慣れ方が違うのでしょうか。
25度の水温で泳ぐのはどんな感じなのでしょうか。
辰巳の水深は2mで、世界では2m以上ということで、このあたりはまだ差がないのでしょうか。
そして今建設中のアクアテイックセンターのプールは水深3mだそうです。
水深が深くなると波がたちにくいという話をされていました。
少し前まで、飛び込みの事故防止策の中でいかなる飛び込み姿勢でも安全なのは現場の常識をはずれた深いプール(水深3m以上)が、日本に初めてできるということになりそうですね。
まあ、全国にその水深のプールを建設することはないでしょうが。
オリンピックが終わって、プールが一般開放されたら水深3mを体験してみたいなあと思いながら北島康介氏の話を聴いていました。
日ごろは浅瀬で泳ぐさかなも、たまには深い海や大海原で泳いでみたいですからね。
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