散歩をする 193 ただひたすら川と海を見に〜山陰編〜

散歩の記録が追いついていないのですが、はらこ飯の10日ほど前に、島根から鳥取に行きました。

昨年の11月に倉敷を訪ねてから、とりつかれたようにあちこちに行った1年でしたが、決して無計画でもなく、一応、短期・中期・長期で考えているつもりではあります。

 

 

昨年は高梁川と小田川の合流点あたりまで通ったので、いつかは高梁川の上流部を見てみたいと思っていました。

そのあたりを地図で眺めていると、小学生の頃に家族で旅行した出雲大社宍道湖鳥取砂丘まで足を伸ばしてみたくなります。5月に東北の日本海側をまわってみて、それまではとても遠いと感じていた場所も、あんがい近くなのだと感じるようになりました。

ふと気が大きくなって、山陰地方もすぐにいけそうだと思いはじめました。たぶん、来年か再来年ぐらいには行こう、ぐらいの気持ちでしたが。

 

それで5月以降、そのあたりを地図で眺めることが多くなったのですが、大きな川がないことが気になり始めました。

そして宍道湖をながめていると、松江のあたりで不思議な複数の水路で繋がっていて、そして中海は境港で日本海につながっています。湖とは何か気になっていたので、日に日にこの場所をこの目で見たいという思いが強くなりました。

そして宍道湖と中海には干拓地らしき場所もあります。

 

山陰はもうじき雪も降り始めるだろうからと、11月下旬に出かけることにしました。

 

早朝の新幹線で岡山へ行き、そこから出雲市行きの伯備線に乗り換え、中海から宍道湖の周囲を見て、一畑電車北松江線で湖の対岸をまわり、松江市内を見て米子へ行きそこで一泊。

翌朝は米子から境線で境港へ行き境水道を見て米子へ戻り、そこからは山陰本線を乗り継いで日本海沿岸の風景を見て、城崎温泉から京都行きに乗って京都から戻る。

そんな大雑把な計画ができました。

今回は残念ながら一筆書きにはならないコースですが、それでも一泊2日でけっこういい旅の計画ができたと帰宅してからも満足しました。

 

そういうわけで、今度はしばらく山陰編が続きます。

 

 

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