水のあれこれ 141 感染症対策と猛暑の中で泳ぐ

熱帯夜どころか夜も朝方も30度近い日が続いていて、そういえば一昨年は災害と認識している暑さと言われていたと思い出しました。

たしか一昨年は6月ごろからすでに暑かったのに比べて、今年は8月に入って梅雨明けしてからですから、まだまだ日数的には猛暑日も少ないですしね。

 

30年ほど泳いでいて、今年ほどプールの風景が次々と変化する年は経験がありません。

3月ごろはスイミングクラブで泳いでいると思われる中学生が急に増えたのですが、2ヶ月ぶりにプールが再開した頃にはまたいつもの雰囲気に戻りました。

 

例年なら気温の上昇とともにプールの来場者が増えて夏場はカオスになりますが、今年は泳ぎに来る人もやや少ない印象でした。

そしていつもならお盆休みの頃は都内は人がぐんと少なくなって、プールも空く時期があります。

そのつもりで出かけてみたら、なんと入場制限するほど来場者があって2時間待ちとのことでした。泳ぐようになって、初めて入場制限に引っかかりました。

今年は都内にとどまっている人が多いのですね。

 

風景だけでなくて、屋内の室温も例年とは変化しています。

換気の為に更衣室のドアを開けているので、冷房があまり効いていません。水着に着替える時にも汗がひかず、泳いだ後もまたどっと汗が出てきます。

さらにマスクをしないで、人のそばで無防備に喋ったりくしゃみをする人がいるので、更衣中にもマスクをつけざるをえず、またまた汗が吹き出します。

 

プールの窓も例年なら冷房中は閉鎖しているのですが、今年は換気のために一部開けてありますから、室温もやや高く感じます。

 

この猛暑で室温と水温を上がりすぎないようにすることと、感染症対策のための換気を両立させるのは大変そうですね。

プールの水温は上げるより下げる方が大変ということを思い出しました。

 

ほんと、今まで想像もしたことがないような夏の風景の変化ですね。

 

 

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