散歩をする 293 松戸を歩く

3月下旬、しだいに大阪での感染者数が600人を超えるようになり、おそらく4月の遠出は8割がた無理そうと諦めつつ、いつでも出発できるように準備はしていました。同時に、また遠出の散歩ができなくなることに備えて東京近郊の地図を眺めていました。

 

1月に松戸にある都立霊園 を訪ねたあと、松戸周辺をもう少し歩いて見たいと思っていました。

江戸川をはさんで、ちょうど水元公園の対岸にあります。なんとなく、江戸時代からのひろびろとした新田開発をイメージしていたので、同じ地域なのに松戸周辺は起伏が多いことを訪ねてみて初めて知りました。

 

地図では流山あたりから松戸まで、江戸川沿いにはまっすぐな用水路らしい水色の線があちこちで交差して、「七右衛門新田」「大口新田」「主水新田」とあり、今でも農地が広がっているようです。

対岸には三郷放水路 があるのですが、住宅地が広がった中にわずかに水田が残る右岸側とこの左岸側はだいぶ風景が違いそうです。

 

地図を眺めているうちに、何本かの水色の線の中に「坂川」と記されていることに気づき、それをたどって行くと、用水路と交差しながら、最後は松戸駅の南西で江戸川へと合流しているようです。よくよく見ると、その合流部の少し手前で南側へと坂川が伸びています。

その南側へ伸びる坂川をたどると、さらに南側で江戸川と合流しているように見えます。

ということは、駅の南西の場所は放水路のようなものなのかなと想像しました。

この坂川の流れを確認してみたくなりました。

 

このあたりを中心にまず歩いてみようと思って地図を眺めていたら、松戸駅の北側に雷電神社を見つけました。

まずここを訪ね、そこから坂川に沿って松戸神社まで歩いてみよう。

大雑把な計画だけ立てて、3月下旬に出かけてみました。

 

 

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