今回の散歩の目的をひとつ訪ねることができて満足し、蓮(はちす)堰とため池から蓮駅の方へと戻りました。
集落の手前の少し高いところから遠くに千曲川の土手が見えて、その間にはほぼ稲刈りが終わった田んぼが広がっています。
対岸には名前はわからないのですが美しい山が迫っていて、その中を北陸新幹線が通っているようです。
そして集落の家々の屋根はお寺と同じ朱色で統一されているのでしょうか、秋の色に映えています。
坂道を国道へと下っていくと、蓮(はちす)駅の西側にあった蓮池のあるお寺の参道がありました。見上げるような石段です。
「曹洞宗 法蓮山 永國禅寺」と大きな石柱がありました。
法蓮山、「蓮」との関わりはどんな歴史があるのでしょう。
*国道292号線をただただ田んぼと山を眺めながら歩く*
ここから約4.5kmほどを歩いて、ただただ千曲川沿いの田んぼを眺めながら飯山駅へと歩く予定です。
国道292号線とその歩道は茶色でした。冬は雪深いのでしょうか。消雪パイプのための水はどこから得ているのでしょう。
千曲川が流れている方向には新潟県との県境の山が見えています。
またなんだか下流から上流へと歩いているような錯覚に陥るほど、この地域は平坦です。
交通量が多いのですが、まだ稲刈りの終わっていない黄金色の田んぼに癒され、そして歩道は農道を兼ねているのか広いのでのんびりと歩けます。
左手の山裾には江戸時代に開削された蓮(はちす)堰の水路が通っているはずですが、木々に遮られて気配も感じません。
この辺りも蓮堰の水が引かれた田んぼだろうかと思ったのですが、地図ではその蓮堰の終点が合流する小さな川の下流から引かれているようにも見えます。
のんびり歩いていると、地図には名前がなかったその小さな川が「一級河川宮沢川」だとわかりました。信濃川水系ですから一級河川ですね。
蓮堰が合流するところを見てみたかったのですが、飯山駅から乗る列車に間に合わないのであきらめました。
宮沢川橋を渡り数百メートルほど歩くと、国道292号線が西からの国道117線になる五位野の交差点です。
交差点の山側には美しい花壇があり、交通量がますます多くなる道なのに癒されました。
飯山駅まであと3kmほどを、ただただ歩きます。
沿道には田んぼがなくなってしまったのですが、少し離れた山側に田んぼが広がりそこを飯山線が通過していきました。ダリアや秋の草花が美しい風景です。
山側からの小さな川は清冽で、でも雨が降ると流れは激しそうです。
どこからか味噌の香りが漂ってきました。
お腹も空きました。
「チェーン着脱所」があるので、やはり雪が多いのでしょうか。
千曲川が近づいたところに北陸新幹線の高架橋が見え、新幹線が通過していきました。
車窓から見ていた場所を歩いた満足感ですね。
10時40分、飯山駅に到着しました。
駅前の花壇と木のベンチが美しく、木材が使われた駅舎内も素敵でした。
売店に地元のお米で作ったおにぎりがあり購入しました。
これから越後川口駅まで3時間ほどの飯山線の旅です。ホームに座り、駅前の美しい街を眺めながらおにぎりを食べて腹ごしらえをしました。
田んぼを見るとついついおにぎりが食べたくなりますね。
千曲川両岸の田んぼ、どんな歴史があるのでしょう。またあちこちを歩いてみたいものです。
「米のあれこれ」まとめはこちら。
新幹線の車窓から見えた場所を歩いた記録はこちら。
蓮についてのまとめはこちら。