小金がまわる 21 非常時と消費税

消費税が10%になって、ますます物を買わなくなりました。

少しきちんとした服でも買ったら、2日分の食費ぐらいが飛んでいきますからね。あまり服が売れないのかわかりませんが、よく利用していたデパートのお店もずっとバーゲンをしていました。そしてこの自粛ですから、ほんと、みなさん小売業の方々はどうなるのでしょうか。

 

経済に疎い私ですが、ずっと思い込みでいたことに別の視点があることに気づかされるこの頃です。

「消費税は消費に対するペナルティ」、まさにそうですね。

ものを買うだけでなく、電気光熱・水道、通信費にももれなくついてきます。

消費税は年末調整とは無関係の2倍近い所得税ですからね。

 

*実質の給与減額ではないか*

 

「新しい生活様式」の中で、「テレワークやローテション勤務」も勧められていましたが、いわゆる在宅での仕事でしょうか。

私自身は出勤しなければ仕事にならない職種なので、想像でしかないのですが、家で仕事をする場合の、光熱費、水道費、通信費というのは自己負担になっているのでしょうか。

これにも消費税がかかっていると思うのですが、会社からそうした経費は支払われるようになっているのでしょうか?

あるいは確定申告で、経費として取り戻せるのでしょうか。

大学などではオンライン授業に対して、学生に補助を出すところもあるニュースがありました。

 

今までは、日中は会社や学校に分散されていたこうした生活インフラへの消費税が、家庭への負担になってくると思うのですが、全体でどれくらいの額になるのでしょうか。

 

災害時や、現在のように生業を続けられるかどうか全く見通しが立たない人がたくさんいる時期に消費税は本当に負担が大きいですよね。

 

そうそう、国債は国の借金ではないという話も、目から鱗でしたね。

本当に、経済に疎いことを痛感。

 

これからの復興期に誰を経済の専門家とするか、今までの30年間の過ちを繰り返さないように目を覚ましていなければと思いますね。

イデオロギーにかたよった人ではなく、情勢に合わせて公共性を標準化できる人を選ぼうと。

 

 

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