姫新線の車窓を眺める散歩が終わりました。
それぞれの川によって、あるいは路線によって、似ているようでもやはりそれぞれの風景の違いがありました。
*姫路を歩く*
いつも通過するだけだった姫路を、今回は歩きます。
子どもの頃に一度、白鷺城を訪ねたことがあります。岡山の烏城に対して姫路の白鷺城、色のコントラストで強く記憶に残っていました。
今ではどこの水田地帯にもたくさん見かける白鷺や青鷺ですが、なぜか子どもの頃は見たことがなかったので、白鷺城は外国か幻の鳥をイメージしたものかと思っていたくらいです。
計画の段階で地図を眺めていたら、白鷺城の北西に男山貯水池公園を見つけました。
おそらく「男山」というのは急な斜面を登るような場所で、高低差を利用した給水施設があったのだろうと思い、ぜひここを訪ねようと思いました。
地図で見ると駅から1kmほどですから、時間的にも余裕で往復できると思いました。
30度越えの蒸し暑さの中を歩き始めると、まっすぐ前に白鷺城は見えるのに歩けど歩けどなかなか近づきません。しかも途中、何度も信号待ちになるので、駅から白鷺城に着くまで20分ほどかかりました。意外に遠いものですね。バスにすれば良かったと後悔しました。
姫路公園の敷地も広くて、男山貯水池公園まではまだ道のりがありそうです。
この日も早朝に朝食を食べたきりでお腹がすきすぎて、挫折しました。
バスで駅に戻り、まずはお昼ご飯だということになりました。
駅周辺のお店を探してみたら、なんと一週間前に涙をのんだとり天そばがありました。
姫路を歩く計画をほとんど実行できなかった残念さを、帳消しにしてくれる美味しさでした。
*姫路から新神戸線で京都へ*
一昨年、滋賀県を訪ねた時に琵琶湖を一周する鉄道に感激したのですが、米原から姫路までつなぐ長距離の路線があることも印象に残りました。
いつか乗ってみたいと思っていたことが、今回の散歩で実現しました。
いつもとは違う場所を通るので、どんな風景でしょうか。
進行方向に向かって座る二人がけなので、ずっと車窓の風景に集中できます。
ここからのメモです。
曽根、水田、住宅地、山半分ぐらい岩肌、採掘場?
土山、ため池、水田跡
魚住、地面下がる、新幹線
溜池ミュージアム、水田
垂水、海神社
長田区、神戸14時17分
大阪手前、高速がビルを突き抜け
淀川、新淀川の表示
14時50分、新大阪
千里丘、水田
摂津富田、水田
高槻、水田
島本、水田、黒い瓦
山崎の後も落ち着いた街、水田
雨?濁流
長岡京の後も水田
桂川右岸、小さな水田!水路がある
そして京都から新幹線に乗って帰宅しました。
やはり帰りも水田三昧です。
なんだか脈絡のないメモのようですが、帰宅してからいくつかの散歩の計画ができてしまいました。
困りましたね。
ということで、6月下旬に佐賀、長崎、福岡と岡山から姫路へただひたすら川と海と水田をみてまわった記録がようやく終わりました。
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