小金がまわる 37 ある日の消費税は2300円

「消費税の『し』の字も出ない」不思議な政治の世界ですが、所得税減税については4万とか7万とかそして突然10万とか数字が出てくるのはなぜか、ほんと政治とか経済の世界って不可解ですね。

 

7万や10万は私には無関係で、4万だとすると1日あたり109円。1日の食費や日用品に支払う消費税の何分の1でしょうか。

10万給付されたとしても1日あたり273円。

いかに日々消費税を支払っているかを逆に痛感しました。

こんな税金の方法を考える人は、自分で買い物に行ったことも自分で家計簿をつけたこともないのかもしれませんね。

 

先日の私が支払った1日の消費税は、2300円ほどでした。

カットに行ったので420円ほどの消費税、スマホを買い替えたのですが充電器が変わってしまったので追加で購入した純正品におよそ600円、月に一回まとめ買いで安くなるクーポンで洗剤やら買い置きの薬やらを購入した分におよそ900円、寒くなってきたので厚めの靴下を買ったりしたらあっという間に2万円が飛んで行きました。

 

その日は夕食を質素にして食費を抑えました。

なんでカットしてもらうことにお昼ご飯一回分相当の消費税を支払うのだろう。いまだにわからない仕組みです。

 

久しぶりに書店に行って看護・医学関係の書棚を回りましたが、少しまとめて買えば消費税が軽く1000円を超えます。

以前は勉強のために買っていたのに、最近は本にも手が出ません。

 

消費税はいつから払っていたのか記憶が曖昧になっていたのですが、1989年からなのですね。

ここ20年ほどのような気がしてきたのですが、その理由はやはり3%だったものが1997年に5%になったあたりからで、重税感を常に感じるようになったのが2014年に5%から8%になったときで、さらに2019年10月には10%ですから、じわりじわりと真綿で首を絞められてきたのだと思い返しています。

 

 

その間に、2003年にはボーナスからも社会保険料が取られるようになりましたしね。

あれやこれやと搾り取る方法を考えつくのは逆にすごいですね、ほんと。

将来の社会保障のために支払うべきと自分を納得させてきたけれど、最近のつじつまのあわなさと将来への閉塞感は、自分があまりに消費税について勉強不足だったからだと反省しています。

 

消費税とはなんだろう。

 

 

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