仕事とは何か  10 逆境から創る

先週の金曜日、スクリーントーンズのライブ無料配信がありました。

開始時間に間に合わなかったのですが、こういうシステムだと最初から観ることができました。

最初は無観客の雰囲気にメンバーの方々も戸惑いがあったような印象ですが、観ている方もしだいにあのライブハウスにいた時と同じ気持ちになっていったのでした。

 

6月には「孤独のグルメ Season7」の再放送もあって、以前にもまして五郎さんの食べっぷりや料理を引き立てる音楽を立体的に感じながら楽しみました。

さらに、この配信ライブだと演奏者の細かな手の動きまで見ることができます。ライブハウスだとそこまで見えなかったので、演奏者の動きに見入ってしまいました。

 

途中、どうやって曲を作って行くかという話があったのですが、おおよそのかたちを決めたら、あとは各自でそれぞれのスタジオで録音して合わせるといった話で、「(コロナ)以前からリモートワーク」のようなものだったそうです。

そうやってまとまった音を作り上げていくなんて、私にはどう逆立ちしてもなさそうな才能なのですが、一体感とか達成感はどんな感じなのでしょう。

すごいですね、音楽って。

 

今回、新型コロナウイルス感染で、こうした音楽を生業にされている方々はどうなるのだろうと心配でしたが、また演奏を届ける新たな方法を生み出していく時代をリアルタイムにみている感じです。

 

無料配信ですが、「投げ銭」もありました。

こういうシステムもおもしろいですね。

スクリーントーンズのメンバーの方が、「配信のために動いてくれているスタッフのために投げ銭を」とお願いしていました。

 

逆境でも、転んでも、違うものを創り上げて立ち上がっていく人たちがいることがすごいことだと、私にはちょっと無縁だった世界を垣間見たライブ配信でした。

 

 

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