目から鱗 24 選挙の「目から鱗」あれこれ

昨年9月下旬の福井の散歩の記録を書いている最中ですから、今年は大雪になりませんようにと思いながら気象予報を追っています。

 

2019年ごろからあちこちを歩くようになって豪雪地帯といわれる地域も訪ねることが増えました。

子どもの頃は年に何回か20~30センチの積雪が降って寒冷地手当も出る地域に父親の転勤で住んでいたので、雪の大変さだけでなく、雪がある楽しさや雪が溶けて一気に花が咲き出す魔法ような季節の変化への郷愁もあります。

といっても、なかなか雪の多い時期は訪ねるのをびびっています。一度は雪の永平寺を訪ねてみたいのですが。

 

年々、雪の予報が正確、かつ長期的な見通しを知ることができるようになり、わずか数センチの雪でもカオスになる都内では「不要不急の外出はしない」「通勤通学のために予報を確認する」ことが習慣づいてきました。それが生活というものですからね。

 

ましてや、一回何十センチと降り積もり続ける地域は、雪が溶ける季節までいつでも災害になりうる季節ですね。

そんな心身ともにそして経済的にも大変な季節に、衆議院を解散して選挙をするなんて。

「令和8年の大雪」が現在進行中の年ですからね。

国民の生活を考えていない内閣なのだと、ほんと明らかになりましたし、急ぐ必要に迫られているのだろうと疑いたくなるのは当然ですね。

 

「私が適任か」と問うのは「白紙委任」とか、大統領制のような強権を目指しているのではという意見を目にして、目から鱗でした。

またここ最近の自民党によるあの独裁政治のような雰囲気の社会になるのかと思うと、気が重いですね。

昨年は「総理大臣や閣僚の国民審査があればいいのに」と書きましたが、まさかそれを意図するかのような選挙をするとは。

今の黒を白に平気で変える時代を見ると、「国民審査のような選挙」は危険すぎると思い直しました。

 

 

 

*東京の選挙区が増えていた件*

 

こんなに急に日程が決まって、選挙公報どころか選挙のお知らせの封書が配達されるのはまた選挙直前かもしれないですね。自治体の職員の皆さんも本当に大変ですし、いつにもまして立候補者がいったいどんな人物なのか、調べる時間もゆっくり取れなさそうです。

 

そうだ、インターネットでの選挙公報が公開されているかもしれないと、区のホームページを見てみました。

あれ?なんで二つの選挙区が区内にあるのだろうと、初めて気づきました。

住所が数百メートル違うと、区内でも違う候補者のようです。

 

検索してわかりました。

2022年(令和4)11月28日の「公職選挙の一部を改正する法律(区割り改定法)」によって、「衆議院小選挙区の区割りの改定」があったようです。

 衆議院議員選挙区画定審議会においては、衆議院小選挙区選出議員の選挙区について、令和2年の国勢調査の結果に基づき25都道府県140選挙区の改定案がとりまとめられ、令和4年6月16日に内閣総理大臣に対し勧告がなされたところです。区割り改定法は、この勧告を受けて小選挙区の改定を行うものです。

 なお、小選挙区の数は、東京都で5増加、神奈川県で2増加、3つの県(埼玉県、千葉県、愛知県)でそれぞれ1増加し、10の県(宮城県福島県新潟県滋賀県和歌山県岡山県広島県山口県愛媛県長崎県)でそれぞれ1減少します(10増10減)。

総務省ホームページより)

 

「一票の差」が問題になっているのはなんとなく知っていたけれど、選挙区が増減するのかと虚をつかれた感じでした。

「紙の選挙公報」だけをみていたら気づきませんでした。

 

国勢調査により、内閣総理大臣への勧告」になっているけれど、あの手この手で人口の一極集中を図っていたのだろうな。選挙区が増えれば大きな政党の方が有利になりますよね

 

ああ、だから「人口問題」とか「地方の再生」とか何十年も言いつつ、あさっての方向の政策ばかりでちっとも国民の生活に希望が見えないのは、選挙区の人口の増減だったのだ、と思いました。

どっしりと忍耐強く生活を守っている地域によって国土は守られているのに、「生活が大変というイメージ」だけが作り出されて、いつの時代も「安い労働力」として国民を移動させてきたのではないかと。

まあ、アリの妄想ですけれど。

 

 

*「政治家の言いっぱなし」という心配があったとは*

 

インターネットで選挙公報が読めるようになったのは助かりますね。

だいたい期日前選挙が始まっているのに選挙公報が手元にない、なんてありえないですからね。

 

ただ今回初めてインターネットの選挙公報を見てみたのですが、限界もあることがわかりました。

紙の媒体だとそれぞれの政党の主張がまとめられたものと比例区候補者版がありますが、まだそれがありませんでした。「比例代表選出、準備中」になっています。

小選挙区候補者自身の公約を読めても、政党の主張を読めないとか比例の候補者がわからないというのはおかしいですね。

 

Wikipediaの「インターネットでの選挙公報」を読むと、もう一つ「限界」がわかりました。

どうやら過去の選挙公報を確認する手段が無いようです。

総務省の見解ではインターネットにおいての選挙公報の公開は選挙ポスターの掲示に準じた扱いとなっており、選挙後すみやかに公開を終了するのが適当とされている。そのため政治家が当選した後に示した公約を検証することが難しく、「政治家の言いっぱなし」になってしまうのではないかという懸念から、2014年夏より国内の大学生ボランティアが主体となって「選挙.com」が開設され、選挙公報アーカイブが行われ、2015年の統一地方選挙では複数の新聞からの取材を受けている。

 

なんと、インターネット上の選挙公報の記録が政府にないということですか。

 

それぞれの政党のマニュフェストをプリントアウトしておかなければ原本は見つけられないかもしれないですね。

ちっともデジタルな社会じゃあないですね。

 

それにしても「政治家の言いっぱなし」を見逃さないようにまとめてくださっていた方々がいたとは。記録は大事ですからね。

 

ということで、選挙の目から鱗のあれこれでした。

というよりは自分の目の節穴の記録、そして次回からはこんな無計画な選挙をさせないようにするための記録ですね。

 

 

 

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