散歩をする 442 ただひたすら川と水路を訪ねる〜庄川と九頭竜川〜

4月初旬に阿波と讃岐を訪ねました。

電車の中では至近距離で他の人がいてもマスクを外して大きな声で喋ったり咳やくしゃみをする人が少しずつ増えてきましたが、5月8日以降は感染の動向が分かりにくくなるので遠出は様子見でと思っていました。

席を移動しにくい新幹線や特急で、近くの人の飛沫を浴び続けることは避けたいですからね。

 

予想通り小児の感染症が広がり、妊婦さんからの「子供が熱を出して、自分も発熱」という連絡がぼちぼちと増え始めましたが、大人の感染増加は急激ではなさそうです。やはり夏あたりが次のピークかもしれないので、ゴールデンウィーク明けのJRの閑散期をねらって出かけることにしました。

 

5月、田植えの終わった水田を見にいきたくなる季節です。

是非この時期に行きたいと思っていた場所を訪ねることにしました。

 

2019年に金沢の河北潟を訪ねたときに北陸新幹線の車窓から真っ黒な瓦と黒や白の壁が緑の水田地帯に映える富山の風景が印象に残りました。

「初めての富山の風景」と書いたのですが、よくよく考えると高校の修学旅行で輪島から高山へ向かう途中で富山を通っているはずですが記憶にありませんでした。

 

2020年には高岡から越ノ潟神通川の水田地帯そして射水の水田地帯と牛ヶ首用水を訪ねて、美しい水田地帯を歩くことができました。

 

ただ、北陸新幹線の車窓から見えた小矢部川右岸の風景は水田の中に家がぽつりぽつりと建っていて、ちょっと他の地域と雰囲気が違いました。

航空写真で確認すると、その地域だけでなく庄川とに挟まれたあたりがそういう水田地帯のように見えます。

「散居村」というのですね。

城端(じょうはな)線の車窓からの風景を想像しては、ぜひ田植えの終わった時期にこの砺波平野を歩いてみたい思っていました。

 

地図を見ていたら庄川水資料館を見つけました。

富山はわずか30kmほどの海岸線に大きな河口が集まっていますが、庄川はその一つです。どんな水の歴史があるのでしょう。

 

せっかく富山を訪ねるのであれば、2020年に時間が足りなくて乗ることができなかった氷見線に乗ってみようと思って地図を眺めていたら、気になる場所を見つけました。少し内陸部に干拓地のような場所があり、十二町潟水郷公園を見つけました。

どのようなの歴史があるのでしょうか。

 

1日目と2日目は氷見の潟と砺波平野の散居村を歩き、3日目は2019年に九頭竜川を見に行った時のやり残した宿題である芝原上水を訪ねてみよう。

 

帰りはぐるりと米原をまわって、一筆書きのチケットにできそうです。

 

ということで2ヶ月遅れですが、5月中旬の散歩の記録がしばらく続きます。

 

 

この下書きを書き始めた七月中旬に、訪ねた小矢部川庄川周辺の災害のニュースが伝わって来ました。

 

 

 

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