散歩をする 548 狩野川の河口から遡って歩く

下土狩駅のホームで列車を待っていると、かすかに東海道新幹線の走行音が聞こえました。ここからわずか300mほど南側を通っています。

 

黄瀬川周辺を歩くようになって、東海道新幹線三島駅をすぎるとすぐにあっという間に通過する黄瀬川を見逃さないようにしています。E席だと、両岸が森のような場所がほんのちょっとだけ見えます。

A席だと新幹線車両基地の橋梁が川の上に張り出して、新幹線が停車しているのが見える場所で、少し川面が見えてあっという間に通り過ぎます。だいぶ車窓の風景を覚えました。

次回、E席に座ったら、深良用水から牧堰まで歩いた地域を思い浮かべながら車窓を眺めることでしょう。

 

 

狩野川の河口*

 

さて、散歩の二日目の次の目的地は狩野川の河口です。

2017年、今から8年ほど前に、春の陽気に誘われて「海を見に行きたい」と駿河湾を見に日帰りで出かけました。

子どもの頃はヘドロと公害しか思いつかない駿河湾が、いつの間にか美しい海と深海魚そして魚料理で人気の場所になりました。

 

あの時はまだ都内の川や水路を少し散歩し始めたくらいで、その翌年の倉敷の水害をきっかけにあちこちの干拓地や用水路を訪ね歩くようになるとは夢にも思っていない頃でした。

当時は地図を眺めていても沼津港深海水族館の東側に狩野川の河口があることさえ気に留めず、2019年に狩野川放水路を訪ねた頃から狩野川の流れや水害の歴史が目に入るようになり、あそこに河口があったとつながったのでした。

 

さらに新幹線の車窓から見えた場所を歩こうとか、一つの川の水系を歩き尽くしてみようとか、ほんと、人生どう変化するかわからないし10年ひとむかしですね。

 

 

*河口から狩野川下流を遡る*

 

その狩野川の河口が「我入道」という地名で、どんな場所なのだろうとずっと気になっていました。

 

我入道海岸から牛臥海岸のあたりまで歩き、一旦バスで狩野川の近くに戻り、そこから黄瀬川の合流部そして柿田川湧水の合流部のあたりを対岸から眺め、途中にある水の神様を訪ねてみよう。

歩き疲れたら三島駅行きのバス路線はけっこうあるので、それを利用することにしましょう。

 

狩野川が大きく蛇行しながら下流の水田地帯を流れ、蛇行しながら駿河湾へと流れこむ地域はどんな風景でしょうか。

 

父から聞いたことのある狩野川と狩野川台風について、小学生の頃からのやり残した宿題です。

そして父と母の記憶を歩く散歩でもあります。

 

私が成人する頃には水害が激減した時代に入りすっかり狩野川のことを忘れていましたが、Wikipediaの「戦後の洪水記録」を読むと死者こそ防げるようになっても広範囲の床上浸水床下浸水の被害は起きていたようです。

 

どんな災害の記録や防災の施設があるのでしょう。

 

沼津駅から我入道行きのバスに乗りました。

 

 

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