2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

散歩をする 65 <玉川上水新水路>

今年は、3月下旬になってから花粉症の症状が一度悪化しました。 いつもなら内服でコントロールできているのに、花粉症に初めてなった20年ほど前のような感じです。 かかりつけの耳鼻科の先生に話をしたら、どうやら今年は例年にないヒノキの花粉が飛んでいる…

ケアとは何か 24 <買物ひとつとっても個別性がある>

何か物を買うにも三度悩む私ですが、ただ物を増やしたくないだけでなく、言葉を替えれば物に対するこだわりがあるとも言えます。 あれこれと吟味し、本当にこれで良いかと物を買うのにもこだわり悩むのは、それまでの失敗に対する再発防止あたりかもしれませ…

ケアとは何か 23 <ケアへの要求が高ければ、ケアの質も高くなる>

今年に入ってがくっと体調を崩した母は、それまで暮らしていたサービス付き高齢者住宅をでなければならなくなりました。ショートステイ的な施設で待機して、思ったより早く特別養護老人ホームへと移ることができました。 40年ほど前、日本にボチボチと特別養…

正しさより正確性を 9 <買物とは何か>

思い返すと父は本当に物に執着のない人で、食べるとか着るといった基本的欲求も質素で、趣味に対しても本を購入するぐらいでした。 認知症になって、父の口からソフトクリームを食べたいとか饅頭が食べたいという言葉を聞くと、食事に対して文句をいったこと…

ケアとは何か 22 <買物や洗濯・・・日常生活への援助のひとつ>

1980年代初頭に看護職になってから早、もうじき40年になります。私が看護職として働くのはあと数年ぐらいかな、それとも高齢者の定義が変えられて年金受給年齢が上がって、まだ働かなければいけないのかはわからないのですが、「ケア」としてやり残してしま…

イメージのあれこれ 17 <「人を幸せにする」ための商売>

先日の「スーパーの自動支払い機はお年寄りに残酷すぎる」の記事から考えた話が続きます。 その最後の文章が、最近、私が考えていたことと正反対だなあと感じました。 買物とは、世の中とつながる大切な営みです。家から外へ出て、自然の空気を感じながらて…

存在する 14 <自分の存在を認めてもらいたい>

タッチパネルのレジで清算してくれた母と同年代の女性を見て、高齢者といっても本当に人それぞれの状況があるのだろうと感じました。 「機械についていけるかどうか」 これは自宅のパソコンやスマホの買い替えのたびに、自分の現実問題になってきたような気…

イメージのあれこれ 16 <高齢者とは>

先日、散歩のあとにふらりと立寄ったお店ですが、会計をしようと思い出口に向かったところ、私の母と同年代の80代半ばと思われる女性が近づいてきました。 あれ?周囲に座っていたお客さんでもないし誰だろうと思っていたら、なんとお店の方で、ゆっくりとレ…

10年ひとむかし 32 <キャッシュカード>

今、当たり前に使っている銀行のキャッシュカードを初めて持ったのは1970年代終わりか1980年代初頭でした。 正確な年を思い出せないのですが、高校卒業後に初めて自分の銀行口座を持った時にはまだ都内の大手銀行でもキャッシュカードも現金自動支払い機(CD…

アドバンス助産師とは 14 <「出願商標『アドバンス助産師』」についての裁判>

私の周囲ではとんと耳にすることのなくなったアドバンス助産師ですが、最近はどうなっているのだろうと久しぶりに検索したところ、「知的財産権判例ニュース」の「出願商標『アドバンス助産師』について公序良俗を害するおそれがあるとはいえないとされた事…

シュールな光景 8 <虚の世界>

時に、「人はなぜ生きているのだろう」と足元をすくわれそうな感想になるニュースがあります。 哲学的な問いというよりも、「虚を衝かれる」「不意打ちをくらう」といった感じ。 ということで、今日のタイトルは「うそのせかい」ではなくて「きょのせかい」…

数字のあれこれ 36 <食塩相当量>

家系的に血圧が上がりやすいことを30代の頃に自覚したので、その頃から減塩を心がけるようにしていました。 今から30年ぐらい前だと、まだ気をつけるといっても調味料の中の塩分量を覚えて、計量スプーンを使うぐらいで、「これくらいのしょっぱさならだいた…

散歩をする 64 <粕谷地蔵尊>

盧花恒春園を出たあと、千歳烏山方面を目指して歩きました。 そして、ずいぶん前に自転車でこの辺りを通った時に、不思議な場所があったことを思い出しました。 お手元に地図がある方は、盧花恒春園の前の道を西へとたどってみてください。 「芦花公園南」と…

散歩をする 63 <盧花恒春園>

2〜3日に1度は水に入らないと気が済まない河童も、たまに泳ぎに行く気にならないこともあります。 せっかくの休日で時間はあるのにプールに行く気にあまりならず、何かをしたいという気分もなく、うだうだとパソコンをながめているうちに昼過ぎになってしま…

散歩をする 62 <仙川>

多摩川の二子玉川付近に注ぎ込む野川を歩いたので、もう一つその河口の手前で合流する仙川も歩いてみようと思っていました。 日記を読み返すと、なんと年末の12月30日に散歩をしています。 いったい、私は何をしているのやら。 ということで、今回もまだ記録…

発達する 20 <動体視力>

動体視力という言葉を知ったのは、遅まきながらこのブログを始めてからでした。コメント欄に産科の先生が「手術時に動体視力が落ちて来たことを感じる」ようなことを書かれたことがあって、そういう言葉があるのを知らなかったと印象に残りました。 そのコメ…

記録のあれこれ 15 <スタート反応速度>

日常で「秒」を意識するのは出勤の時で、1秒とか5秒で運命の分かれ道になるし、20秒の違いがその日を大きく左右するぐらいの感覚があります。 それでも、さすがに100分の1秒までを感じ取る機会はあまりありませんね。 競泳会場に足を運び始めた頃、競泳のこ…

イメージのあれこれ 15 <過度に一般化された興奮>

4月5日の記事から競泳会場で感じた話がもう少し続きます。 大会の最終日、いつもの通り選手の皆さんのアップの様子を観るために、競技開始1時間前の開場に合わせて辰巳に向かいました。 平日は並ぶことはないのですが、土日、特に日曜日は観客が増えるので少…

数字のあれこれ 35 <45分>

今年の競泳日本選手権会場に入った時に、いつもと何か違うと感じたことがありました。 今までは、ゲートから入ったすぐの屋外に喫煙所がありました。 全ての観客が通る場所に喫煙所があるため、会場に入る前から副流煙を吸い、そして会場の中までそのにおい…

存在する 13 <ノブレス・オブリージュ>

競泳日本選手権の開会式では、協賛企業へ感謝状を渡す場面があります。 十数年前に初めて競泳会場へ足を運んだ時には、この形式的なように見えるプログラムがちょっと退屈でした。 最近は、これがノブレス・オブリージュなのだとつながってきました。 この言…

数字のあれこれ 34 <1タラントン>

競泳日本選手権も残すところあと2日。会場にいけないだけでなく、録画でさえまだ全てを観ることができていないのですが、水泳連盟のHPで結果だけは確認するようにしています。 その中でも古賀淳也選手が50m背泳ぎで日本選手権9連覇というニュースは、10年分…

散歩をする 61 <散歩のためにこんなものがあるといいな>

いつだったかのブラタモリの中で、タモリさんが高度計つきの腕時計をちょっと嬉しそうに(得意そうに)見せていました。 ああ、あれを私も欲しいと思いましたが、まだ三度悩む途中です。 川を上流から下流へと歩く時に、どれくらいの高低差があるのか正確な…

10年ひとむかし 31 <動画>

今年も競泳日本選手権が4月3日から始まりました。 6日間の日程なので長い休みはとれないし、しかもNHKの放送に合わせてやや遅い時間なので仕事の後に駆けつけても翌日の出勤が辛そうなので、泣く泣く3日分のチケットだけ購入しました。 開会式のあった初日に…

散歩をする 60 <妙正寺川を歩く>

目黒川へと処理水を供給している落合水再生センターを見に行った時、初めて妙正寺川が私の意識にのぼりました。 それまで都内の地図をそれこそ穴があるほど眺めて、その川の名前も目にしていたと思うのですが、実際に近くまで訪れて初めてその存在感が大きく…

イメージのあれこれ 14 <「私とあなた」の境界線を意識してきたかどうか>

「9割ぐらいはイメージでできている」 誰か偉い人が言ったわけではなく、私の思いつきです。 思春期の頃からかもしれないのですが、異性であれ同性であれ新たな出会いがあると、なんだか「すごい人と出会えた」と最初は感動して、そして少しずつ「なんだた…

数字のあれこれ 33 <三度の法則性>

「二度あることは三度ある」か「三度目の正直」の話ですが、今のところは後者です。 はい、あれから歩数計を洗濯して破損することは回避できています。 「三度」というのは、何か人間の行動の法則性に関係しているのでしょうか。 ことわざ事典でみると、冒頭…