2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

つじつまのあれこれ 23 感染症をどのように理解しているのか

入場前の体温測定や個人情報を記載したカードの提出などまだ非日常的な対応ですが、意識や記憶が飛ぶこともなく元の泳ぐペースに戻ってきました。 現在は2ヶ所のプールを利用していますが、どちらもいろいろと対策を考えてくださってありがたいことです。 「…

シュールな光景 17 東京都知事選挙 選挙公報

いつもより早く、ポストに東京都知事選の選挙公報が入っていました。 新聞と同じサイズなので4つ折りで入っていて、まず目に入ったのは「今政治に足りないのはあなたへの愛とカネ」でした。 候補者は折った反対側なので見えませんでしたが、まずこの表現で今…

つじつまのあれこれ 22 はしごをはずす

連日、東京都のCOVID-19の新たな感染者数が40名から50名という状況で、この数字をどう判断したらよいのか、非日常から日常へ戻りつつあったのにこのままでよいのか、でも都からも「アラーム」はないしとニュースを追っているなか、「コロナ対策の専門家会議…

代替療法とは何か 7 ガイドラインに代替療法について書かれるようになった

周産期三学会合同ガイドラインを読んで、10年ひとむかしだなあとちょっと鳥肌がたちました。 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応(第四版)」の「産科的管理」では、妊婦さんの感染に対しては「仮に感染が判明しても大部分は軽症であり薬物療法の…

産後のトラブルを考える 25 感染症拡大時の乳腺炎の対応

未曾有の感染症のしかも世界中への拡大でしたから、ガイドラインを参考にしつつ、まだまだ網羅されていないことがたくさんあるので、今も手探り状態のところが多々あります。 少しひと段落し始めたところで、他の分娩施設はどう対応していたのだろうと知りた…

記録のあれこれ 76 周産期三学会の合同ガイドライン

COVID-19感染は、個別にどう対応したらよいのか、院内感染をどう予防したらよいか、搬送システムはどうなるのか、スタッフ自身あるいは家族が感染者・濃厚感染者になった場合の診療はどうなるのか、外出や移動の自粛で周産期医療の場合、里帰り分娩はどうな…

米のあれこれ 19 「5年ぶりに田植え再開」

今年は田植えの時期を見逃したと思って下書きを書いた直後に、熊本県の田植えのニュースがありました。 関東から東北だと、田植えは4月の終わりから5月ぐらいかと思っていたのですが、熊本県では今、田植えをしている地域もあるのですね。やはり日本はひろい…

米のあれこれ 18 田植えの時期を見逃した

物心ついてから、春先になると必ず水田の風景を目にしていました。都内でもちょっと電車に乗って郊外に出れば水田がありますからね。 昨年は東北の田植えの風景も満喫しました。 今年はどの辺りの水田の風景を見に行けるかなと楽しみにしていましたが、都内…

記録のあれこれ 76 非日常から日常を模索する

先週から私が利用しているスーパーのチラシが復活しました。 活字中毒だった頃から、手当たり次第字を読めるものを眺めていたので、特売をチェックするわけではないのにこのチラシを持って帰っていました。 久しぶりのチラシ、隅から隅まで眺めました。 まだ…

10年ひとむかし 68 パスポート更新

もうじきパスポートの期限がくるので更新にいかなければと思いながら、先延ばしにしていました。 書類やら写真やらなんだか面倒な記憶があったのですが、検索したら、申請書類を自分のパソコンで入力してプリントアウトでき、あとは写真を持って窓口に行けば…

正しさより正確性を 22 イメージやパフォーマンスでなく

全国的にはひと段落してきて、一時は東京都の新たな患者数も数名になったと安堵していたら、また連日40名前後といった報道が続いています。 ただ、この未曾有の感染症拡大の場合、全体像を把握するのは検査でわかった患者数からではないので数字に一喜一憂し…

シュールな光景 16 現代の「出エジプト記」

今回の未曾有の感染症の広がりが少し落ち着き始めてきた頃、「ああ、まるで出エジプト記だ」と思うことがしばしばありました。 20代の頃から何度も読んできた出エジプト記ですが、最初の頃は、歴史を題材にした物語にしか感じられないものでした。 なぜこれ…

記録のあれこれ 74 COVID-19の4ヶ月の入退院の記録から

6月11日に「東京アラート」が解除されて、非日常から日常を模索しているような段階に入りました。 2月から毎日確認していた入退院のデータも、6月16日には「入院中 954」「重症 80」にまで減りました。 どれだけ「非日常」だったのか、喉元過ぎればになりそ…

記録のあれこれ 73 古賀選手のインタビュー記事

HUFFPOSTの6月13日付の記事に、「競泳の元五輪代表、サプリメントでドーピング違反に。『水泳を一度諦めた』古賀淳也の復帰までの2年」というインタビュー記事が掲載されました。 サブタイトルは、「未来が閉ざされた絶望感で『死』を意識した。つまづいたか…

水の神様を訪ねる 8 桃園川と気象の神様

馬橋神社の北側には桃園川緑道が東西に整備されていて、そうだ、以前この遊歩道を歩いたのにまだ記録にしていなかったと思い出しました。 ここ2~3年の散歩は、すべてカレンダーに書き込んで保存してあります。引っ張り出して確認したところ、桃園川緑道を散…

水の神様を訪ねる 7 桃園川と馬橋神社

街路樹が美しい中杉通りを時々訪ねたくなります。 阿佐ヶ谷駅北側の、昔からの地形と鬱蒼とした森の一部が屋敷林や鎮守の杜として残っている住宅街も、落ち着いた街で好きです。以前、妙正寺川を歩いた途中で立ち寄った馬橋公園も素晴らしい公園でした。 阿…

観察する 69 香りを感じない季節

今まで「匂いがわからなくなる」という経験をしたことがほとんどなかったのですが、今年は「匂いを嗅ぐ」という観察方法がとても大事なことだったのだと、いろいろと気になりました。 3月に入って、「匂いや味がわからなくなった」ことが新型コロナウイルス…

散歩をする 225 桜上水から北沢川緑道

玉川上水公園の近くに桜上水駅があります。1970年代に初めてその駅名を知った時に、「上水」が玉川上水だとはまだ知らなかったのですが、なんだか水辺に桜の並木がある美しい街があるに違いないと想像したのでした。 それから10数年ほどして、そこを通る荒玉…

散歩をする 224 上北沢から明大前までの玉川上水

4月は自宅にこもり、5月には体力を戻すために少しずつ散歩を再開しました。といってもまだ都内の近いところで、人のいないところをひっそりと歩く計画です。 せっかくなので玉川上水でまだ歩いたことがない区間や、それ以外の都内の小さな川をまわってみよう…

小金がまわる 22 「安物買いの銭失い」でもなく

5月に入った頃から、ぼちぼちと使い捨てマスクを店頭で見かけるようになりました。 その後、運が良ければ見かけていた状況から、4000円近い高額のマスクが山積みされるようになりました。ほとんど売れないのか、同じ商品が値下がりしていくのを皆、固唾を呑…

記録のあれこれ 72 渋谷駅のホームが並んだ

年末に数日でごっそりと河岸段丘の地形がなくなった渋谷駅周辺ですが、5月終わりにもうひとつ大きな変化がありました。 恵比寿側の南よりにあった埼京線のホームが、山手線と並列になりました。 数年前から少しずつ工事が進められていて、山手線のホームの真…

 散歩をする 223 巨椋池を歩いたつもり

宇治川を見たあとは、いよいよ巨椋池を訪ねました。 地図を見ていて干拓地に違いないと閃いて、巨椋池の資料まで揃えたのですが、検索してみたところ2016年のブラタモリで巨椋池についても放送していたようです。ブラタモリは欠かさず観ていたのに、まったく…

記録のあれこれ 71 琵琶湖疏水記念館

間が空きましたが、3月初旬に琵琶湖疏水を訪ねた時の記録の続きです。 3月に入ると、京都を訪れる観光客の足がばったりと途絶えていた映像を見ていましたし、すでに全国で博物館などの施設の休館が始まっていました。 1月に大津から山科までの琵琶湖第一疎水…

記憶についてのあれこれ 156 意識がなくなり無意識に動いていた?

テレビから文字スーパーが消え、東京も休業要請が「ステップ2」になり、待ちに待ったプールの再開です。 まだ、都内でも休業中のプールもありますが、久しぶりに泳ぎに行きました。3月27日以来なので約9週間ぶりです。 たぶん1年とか2年ぐらい泳いでいない日…

事実とは何か 70 非常時の「事実」とはなんだろう

6月1日、今までNHKの左端から上端にあった文字スーパーが消えました。 NHKの「特設サイト 新型コロナウイルス」の「時系列ニュース」を見直すと、4月7日に7都道府県に緊急事態宣言が出されたので、たしか文字スーパーはその時以来画面にあったのだと思います…

散歩をする  220 大崎から品川へ

琵琶湖から淀川水系を歩いた記録はまだ途中なのですが、書いているうちにむしょうに新幹線を見に行きたくなりました。 通勤途中の駅での乗り換えで新幹線が見えるのですが、以前なら少なくとも1~2本は見ることができたのに、最近は10分ぐらいいても通過しな…

記録のあれこれ  70 コスタ・アトランチカ出港

「コスタ・アトランチカ」 ダイヤモンド・プリンセス号の名前は覚えたのに、なかなかこの船舶の名前は覚えられないまま、出港するニュースが5月29日に伝えられました。 長崎に停泊 集団感染のクルーズ船 全員の陰性確認 31日出港へ (2020年5月29日 18時11分 …

発達する 29 「幼鳥は水に入らない」

換羽の時期に葛西水族園のペンギンのプールに行くと、水槽の端に驚くような量の羽が溜まっています。掃除をしても、してもしても追いつかないほど、溜まって行くのかもしれません。 ロワの泳ぎについて考えていたら、ロワの換羽の写真が葛西水族園のつぶやき…

観察する 68 ロワの泳ぎ

葛西臨海水族園に通うようになって6年が過ぎました。たくさんの魚の存在に圧倒されに行っています。 昨年、8月にオウサマペンギンが生まれました。 葛西臨海水族園では、2019年8月6日(火)にオウサマペンギンの「ソラ」と「レイ」の間にヒナが生まれました…

記憶についてのあれこれ 155 ブルーインパルス

5月29日、東京の上空をブルーインパルスが飛行すると気づいたのが、12時半近くでした。 ああ残念。自宅からはとても見えません。 でも、当日、たくさんの方々が美しい写真をネットにあげてくださっていたので、まるでそこで一緒に見ているかのようでした。 …