「事実とは何か」まとめ

今でもそうですが、中学生ごろから自分が生きている実感がない感覚にふと陥ります。


仕事で今日も頑張ったとか泳いでいて達成感があったりおいしい食事や舞台を楽しんだなど、日常では充実感があるのですが、そのあとにふと、心臓のあたりから凍えるような感覚とともに「なぜ生きているのか」という問いかけが起きてくるのです。


生きている意味がないという感覚とも違うようです。


特に苦手なのが、冠婚葬祭や祭りのような非日常の場です。
世の中の人はなぜいつもとは違うその場の雰囲気になじみ、それらしく振る舞えるのだろうと、居心地の悪さを感じてしまうのです。


あるいはそれまでの自分自身とは違う役、たとえば何かの役員とかあるいは「親」とか、その顔らしくなっていくことにも、どこか不安定感を呼び起こされていくような感覚があります。


生きていること自体が何かを演じ続けているようで、ではその演じている自分は誰なのか。
そんな感覚について「自分が生きていることが現実なのか幻なのか変な感覚に囚われる」と、以前も書いたことがあります。


「現実」に似た言葉に「事実」があります。
こちらのほうが、もう少し日常的な身近な物ごとをイメージするのですが。
「現実」に対するとらえ方が人によって違うように、「事実」もまた同じ事象を見ても違っているようです。


「事実」ってなんだろうと考えています。


1. わからない状態に耐える
2. 言葉で表現することは難しい
3. 写真には何が写っているのか
4. 映像に映っているもの
5. 見ているものが違う
6. どの当事者になるか
7. 鳥瞰(ちょうかん)と虫瞰、俯瞰と仰瞰
8. 鵺(ぬえ)のような
9. どこでこうなるのか
10. マナブとマナビ、現実的なのはどちら?
11. 過度の一般化
12. 「その結果を引き受けて来た。それらがいかに不合理であったとしても」
13. お産のファンタジー
14. 「子どもから見たお産と産後の母子の関わりについて〜バースハピネスから考える〜」
15. フィンランドの出産
16. オキシトシンの効果
17. 観察と思いつき、そして思い込みへ
18. 第五福竜丸展示館
19. 「タンパク質が足りないよ」
20. 火災の原因
21. 胡散臭い
22. 助産師の実践能力は低下しているのか?
23. 機械化で人は減らせるのか?
24. 未病と健康
25. 地下鉄と陰謀論
26. 地下鉄道網が広がった理由
27. 「風に吹かれて」
28. 「正義感」と「真実」のゆくえ
29. 「母乳だけ」で新生児の生命が危機に陥ることもある
30. 原題は「Tiger」
31. 踏み切りを渡りきれない
32. 救命時の特殊な時間の感覚
33. 無痛分娩のニュース
34. 全体像を把握するためのシステムづくり
35. テレビの緊急・災害時の放送
36. 災害時の短期・中期・長期視点
37. 違う意味の「危機感」ではないのか?
38. 「キレる高齢者」は本当に増えたのか?」
39. 産科診療所での無痛分娩
40. 防災の日は人災の日である
41. 妊産婦の自殺はまだ把握されていない
42. 「産後うつ」とも違う人の出現
43. マンボウの都市伝説
44. 計測誤差
45. 「お母さんと赤ちゃんが一緒にいられる」ための運動とは何か
46. 新生児の低血糖
47. 重大インシデント
48. 何を聞き取っているのか
49. 自分の中の災害史を正確な年表にする
50. 災害の全体像、総論が明文化され始めた
51. 「舌小帯短縮症」とは何か
52. 社会の怒りと個人の怒り
53. 高齢者と熱中症
54. 街の名前と印象
55. 沼なのか、川なのか、海なのか
56. 「事実という言葉は悲しいかな"非事実"ということを保ち持つ」
57. 「村八分訴訟」
58. 抵抗のない泳ぎの技術に効果のある薬
59. 「悪魔の証明」
60. 白か黒か
61. 富士川はいかにしてできたか
62. オランダのハンス少年の物語
63. 「小児科医」?
64. ニュースに求められているのは「物語」ではない
65. ワンマン運転が負担になっているのではないか
66. 「非常時」の情報が錯綜する
67. 「手を消毒してつくった」
68. 報道だけではつじつまがあわなく感じた点
69. なぜ「人権への配慮」の問題になるのか
70. 非常時の「事実」とはなんだろう
71. 特定非常災害と激甚災害
72. ビルがあると涼しい
73. インタビューから何を受け止めるのか
74. デ・レーケが歴史に残るのに一世紀
75. 災いだけではない
76. 完璧な地図はない
77. 「コンタミを証明するのにもコストがかかるのです」
78. 感染症で家を失う
79. 「二度と同じことが起きないように」するための報道とは
80. 二回目の緊急事態宣言と日常生活
81. 「10年、15年早く実現していたかもしれない」